節税について考える

昨日は相続勉強会を行いました。今回は節税について考えてみましょう。

いつも勉強会の中では
目的のない節税は遺産分割を難しくするだけです。
と話しておりますので、参加者の皆様の心には少しずつイメージが残っていると信じていますが、とはいえ、節税も相続において重要な対策の一つです。

相続対策の順番は
①遺産分割(財産を誰にどう残すのか)
②納税資金の把握(相続税を支払える現金はあるのか)
③節税 

と認識頂きたいです。 
勉強会でも前半のパートでは、相続の基本や問題点、遺産分割の重要性を事例をもとに学びますので、後半では節税のパートも入っております。

節税は合法的にやれることがたくさんあります。 ご家庭ごとに何をもって節税とするのか難しいですが、計画的な贈与は立派な節税です。
また不動産を活用して節税は活用は出来ると思います。しかし日ごろから
節税は後、誰に何を残すのかを先に決めませんか!
と話しているため、 
松下は節税反対論者ではないか
というイメージを持たれてないかと心配しています(笑)

対策の一つとして 節税は重要です。
実際に、コンサルティング契約を頂いたお客様には節税提案も多数行っています。 
節税=悪 という訳ではなく 何のために行う節税ですか? という事ですね。 

私の経験ですが、
・不動産資産を複数持ってきた方
・税金に強い方

・ファイナンシャルリテラシーが高い方
ほどまず節税が主となってしまいます。 

相続において思う事ですが
節税し相続税を最小にする前に、財産を何のために残すのか・託すのか、その理由を引き継ぐこと。
そしてできれば財産(お金)の使い方も教育し引き継ぐ事。 

が重要ではないでしょうか。 

目的ない財産は身を滅ぼしてしまいます。また理由なき財産は家族の絆を崩壊に導きます。 

そうならない為に出来る事は、財産を残す皆様が今相続について学び、事前の対策に一歩踏み出すしか解決策はありません。 

そういう皆様のパートナーとなるべくケイアイアセットメントは起業しました。 
私は士業ではありませんが、だからこそできる事があります。それは士業ではないからこそ、ハードルが低く皆様と距離が近くなれたり、一緒に考える事ができます。 

相続税の申告は 税理士さん。
相続で揉めてしまったら 弁護士さん。
信託を組みたい場合は 司法書士さん。

などへ相談ができますよね。しかし、

財産を誰にどのように分けたらいいか。自分の考えは法律上どのような問題があるのか。など、遺産分割・納税資金・節税含めて総合的にどうするかを、相続発生前に一緒に考えてくれるパートナー企業
は見つかりませんでした。

私は 相続のコンサルタント として相続発生前に対策が完結する為のパートナーになる決めました。 相続は全ての人間に起きる出来事です。
また資産の大小に関係なく、何も準備しなかった相続は、残された家族が揉めてしまっている現状があります。
家族という唯一無二の存在を末永く繁栄させるために、今後も相談窓口を開いて皆様に啓蒙して参ります。

是非お気軽にお問合せ下さい。 一緒に解決策やベストを考えましょう!

この記事を書いた人

matsushita