皆様にとって 家族とは どういう存在でしょうか?
相続の現場において家族に対する想いというのは特に明確に現れます。良い意味でも、悪い意味でも。
私にとって家族は、自分を犠牲にしてでも大切にしなければならない存在 というところでしょうか。
まだ子供が幼い為、責任という意味の方が大きいかも知れませんね。
相続の対策をなぜ行うのか?
と質問した時に、
自分の為だよ!
という回答を私は聞いた事はありません。 節税もまた同様に自分の為ではないことがほとんどです。
相続の準備というのはまさに、自分以外の大切な誰かの為に行うという事ですね。
そう考えると相続の仕事について誇りに思いますし、改めてやりがいを感じます。
相続が発生したその先については、確認する事はできない訳です。しかしその時には
家族がこれからも幸せであってほしい!
という想いや願いを具体的にするために、未来を予測し対策に取り掛かるという事ですよね。
たとえば、遺言書を相続の事前対策の一つと仮定した場合、公正証書遺言の年間件数は約11万件、お亡くなりになる方は年間約137万、遺言書比率は約8%となります。 年齢の内訳や自筆遺言などは加味しておりませんが、多く見ても比率は10%くらいでしょうか。
100人中10人しか事前に準備ができていないという事ですね。これは非常に少ないと感じます。
何故か?
私もこの事業を行うにあたり相続を学んだわけですが、遺産分割において、遺言書の存在は非常に重要です。 仮にお元気なうちに話し合いで遺産分割が円満に決まったとしても、遺言書を残していないとその通りに分割できないリスクが残ります。
世の中で唯一の存在である兄弟姉妹が相続をきっかけに関係が悪くなるようなことはあってはなりません。
私個人的には、そうなるくらいなら財産なんて残さない方がよっぽどいいと思ってます。
苦労しても助け合って生きていく方が幸せだと感じますし、価値があると信じています。
今回は 家族とは というテーマでしたが、相続のタイミングで家族が 結束する のか 崩壊する のか、それはみなさんの一挙手一投足にかかっています。
何もしない
事が相続において一番危険です。
ぜひご家族の為に相続に興味をもって下さい。
何もわからない 方、お気軽に相談下さい。
基本的に 何を相談したらいいか分からない方 がほとんどですから。 でも話していくと問題点が見つかっていくものです。
大切なのは 学ぶ・興味を持つ という事です。
個別相談や相続勉強会にてお会いできる事を楽しみにしています!